40代以降の方に多く見られる五十肩は、正式には肩関節周囲炎と言います。40~60代の方に多くみられる症状であったため、五十肩、あるいは四十肩と呼ばれています。
五十肩を引き起こす主な原因は、加齢により筋肉や腱などが老化し、肩の周辺組織に炎症が起きることで腫れや痛みが生じるのでは?と考えられています。
他にも、生活習慣の乱れや運動不足、デスクワークなどで良くない姿勢を長時間続けたことが原因で炎症や痛みを引き起こすとも考えられており、最近は20代、30代でも五十肩になる方が増えています。
五十肩の痛みが起きてから約2週間から1ヵ月を急性期、半年から約1年を慢性期といいます。五十肩に多くみられる症状には、肩関節を動かそうとすると痛みがあったり、動かさないでいると間接の動きが悪くなったりと、運動に制限がかかって日常生活にも支障をきたすことがあります。
痛みが治まってきたからと急激に肩関節を動かしたり、不適切な動かし方をしたりすると、症状が悪化して完治までに時間がかかってしまいます。五十肩は必ずしも自然に治るとは限りませんので、いろいろ試しても治らない・・・。と諦めてしまう前に適切な施術を受けることが大切です。
最近、肩を動かすと痛みがある…。そう思ったら、今すぐできる五十肩のセルフチェックをお試しください。
1:両手を真上に上げた時に肩が痛む?
2:両腕を頭の後ろで組める?組むと痛む?
3:上着を着脱するときに痛む?
4:夜寝ている時に肩周辺が痛み眠れないことがある?
5:長時間同じ姿勢でいた後に動かすと方が痛い?
上記のような動きができない、あるいは痛みがある場合は、五十肩の症状が原因かもしれません。初期の段階では、肩を動かしたときに少し痛みが生じるくらいかもしれませんが、症状を長期間放置したり、肩関節が固くならないようにと無理に動かしたりすると、症状が悪化する可能性があります。
五十肩の原因は、加齢による筋力の低下や、肩関節の可動域の低下と考えられていますが、それ以外にも姿勢の悪さや慢性的な肩こりの症状なども、五十肩を起こす要因とされているため注意が必要です。
定期的に整体を利用して身体のバランスを整えることは、五十肩を予防する有効な方法と考えられています。慢性的な五十肩の痛みを抱え、もう治らないと諦めてしまう前に一度整体院で施術を受けてみるのも一つの方法です。
肩や首すじ、背中の上部、上腕、ひどい時は頭痛や吐き気などを伴う症状、それが「肩こり」です。
日常の生活の中で自覚している病気やケガなどの症状のうち、女性では肩こりが1位、男性は腰痛に次いで2位が肩こりとされています。肩こりの症状が起きる原因は色々あり、実は年齢に関係なく誰にでも起こりうるもので、最近は大人だけでなく子どもの肩こりも増えています。
肩や首すじの周りが凝り固まって、鈍い痛みや不快感を伴う肩こりの症状に長く苦しめられている方も多いのではないでしょうか。肩こりの症状が引き起こす原因は人によって様々ですが、眼精疲労やストレス、運動不足、さらに長時間同じ姿勢でいることによって肩周辺の筋肉がこわばり、血流が不足することが主な原因とされています。
デスクワークや細かい作業など長時間同じ姿勢をとる方は、肩こりの症状に悩まされていることが多いようです。パソコンのキーボードに対して両腕を突き出した姿勢となるため、自然と肩も前にすぼまった形になり、首から肩周辺の筋肉に緊張が生じます。筋肉のこわばりが続くと血流が悪くなり、肩こり特有の鈍い痛みや違和感を引き起こします。
また、パソコンの画面や細かい字を長い時間見続けると、目の周りの筋肉が緊張して肩や首にもその緊張が伝わります。集中しているとまばたきの回数も減ってくるので、眼精疲労を起こしやすく、それが原因で肩こりを引き起こすこともあります。
毎日にようにデスクワークや細かい作業をする方は、同じ姿勢を長時間続けないように、意識的に首や肩、目の緊張をほぐしてあげることが大切です。肩甲骨を動かすようなイメージで肩をゆっくり回したり、首を後ろにゆっくり反らしたり、座りっぱなしにならないように小まめに席を立って軽くストレッチをしたり、首や肩だけでなく全身の血流を改善することが肩こりの予防になります。
また、運動不足が原因で肩こりの症状が起きることもあるため、ストレッチはもちろん、ウォーキングや水泳など、定期的に身体を動かして血行を改善させることが大切です。
慢性的な肩こりでお悩みの方には、固くなった筋肉をほぐし、関節をスムーズに動かせるように調整して肩こりを解消する、「整体」をおすすめします。
整体では、問診や身体の動きの状態などを確かめながら肩こりの痛みの原因となる場所を突き止め、気を込めながらツボと経絡中心的な施術を行います。色々と試してはいるけど肩こりがよくならないとお悩みの肩は、ぜひ一度中国ツボ気功整体院をお試し下さい。